歴懇リバイバル2007ブックリスト(秋の共同復刊企画)
青木書店03−5997−4051東京堂出版03−3233−3741
*名著・貴重書・基本図書を復刊! 大月書店03−3813−4651刀水書房03−3261−6190
*日本史を中心に考古学、宗教史、世界史、国文学、伝記など幅広いラインナップ! 校倉書房03−3203−4851同成社03−3239−1467
*いずれも少部数の復刊です。お早めにご注文下さい! 柏書房03−3947−8251塙書房03−3812−5821
*復刊書目は2007年7月31日現在13社62点。 学生社03−3857−3031法藏館075−343−5656
主催:歴史書懇話会   発売:2007年10月上旬 思文閣出版075−751−1781吉川弘文館03−3813−9151
東京大学出版会03−3811−8814
※著者名につづく( )は初版年、出版社名につづく〔 〕は分類を示します。
新装版 昭和天皇の十五年戦争 藤原 彰著(2003) 四六判 192頁 2,100円青木書店〔現代史〕 満州事変の勃発から敗戦までの天皇の戦争指導の実際を詳細に追究。中国侵略を容認し対米開戦を容認し決断した昭和天皇像を明快に描く。978―4―250―20302―2
集団就職の時代 加藤和俊著(1997) 四六判 232頁 2,415円青木書店〔現代史〕 昭和30年代農村から「都市」へと押し出された大量の青年たち、「就職列車」で上野駅に到着した彼らの働き口の実態と構造を、高度成長への序章を描いた。978―4―250―97022―1
雑  穀 木村茂光編(2003) A5判 256頁 2,940円青木書店〔文化史〕 畑作研究・雑穀研究の進展を受け、考古学・文献史学・歴史地理学・民族学など多角的アプローチで、原始から現代までを概観する。978―4―250―20316―9
近代天皇制の文化史的研究 高木博志著(1997) A5判 428頁 10,500円校倉書房〔近代史〕 近世から近代への天皇制の移行・変容を、つねに政治史との接点において考察した。天皇就任儀礼や宮中年中行事、さらに文化財、日本美術史の成立を追究。4―7517―2670―6
沖縄戦と民衆 林 博史著(2001) 四六判 420頁 5,880円大月書店〔現代史〕 膨大な記録・資料の蓄積をふまえ、沖縄戦のなかに生きた民衆像をリアルに、そして全面的にとらえようする調査研究の集大成。978―4―272―52067―1
従軍慰安婦資料集 吉見義明編集・解説(1992) 四六判 608頁 6,825円大月書店〔現代史〕 日本軍の陣中日誌をはじめ、米軍の日本兵捕虜尋問報告・オーストラリア従軍看護婦の証言など貴重な記録を総集。978―4―272―52025―1
中世の裁判を読み解く 網野善彦・笠松宏至著(2000) A5判 232頁 2,520円学生社〔中世史〕 中世裁判の古文書を一条一条、謎を解きながら荘園における地頭と百姓の実際の姿、宿の傀儡と遊女の生活を読み解く。網野史学の展開が実例で理解できる。4―311―30039―5
三内丸山遺跡の復元 大林組プロジェクトチーム編(1998) 四六判 238頁 1,995円学生社〔考古学〕 巨大な6本のクリの木の柱痕に建っていた巨大な掘立柱はどんな姿だったか。竪穴式住居やロングハウス等の建築物から4500年前の「縄文都市」を復元する。4―311―20215―6
日本古代都城の研究 山中 章著(1997) A5判 396頁 5,775円柏書房〔考古学〕 考古学の手法を駆使して日本古代都城の実像を解き明かす。都城の規模と構造、都市機能の分析、居住階層の構成など、詳細に論究した画期的労作。4―7601―1455―6
東アジアの本草と博物学の世界(全2冊) 山田慶兒編(1995) A5判 平均370頁 各7,875円思文閣出版〔近世史〕 日本で遭遇した東の本草学と西の博物学。それらにおける知的冒険の展開を、学問・産業・芸術のような分野への影響をも含めて、多角的に考察した21篇。上4―7842―0883―6 下4―7842―0885―2
古代和歌の発生 古橋信孝著(1988) A5判 320頁 5,040円東京大学出版会〔国文学〕 文学の発生を共同体の根底から洗いだす意欲的な試み。未明の彼方へと謡いだされた神謡、この装いの中から和歌の共同性が確保されてゆく様を明らかにする。978―4―13―080055―6
近代市民社会の成立 成瀬 治著(1984) 四六判 270頁 3,360円東京大学出版会〔思想史〕 アリストテレスの市民社会概念から、ホッブズ、カント、ヘーゲルらの営みを追究する。近代と市民社会を原理的に考察し、今日を問い直す視点の確立を試みる。978―4―13―025008―5
近代化と伝統的民衆世界 鶴巻孝雄著(1992) A5判 376頁 6,510円東京大学出版会〔近代史〕 日本近代化の衝撃波が社会の深部に及んだ時、底辺民衆はどのような特異な反応を示し、そしてどのような運動スタイルと民衆的課題を、新たに獲得したか。978―4―13―026051―0
江戸名所図会を読む 川田 壽著(1990) A5判 304頁 3,045円東京堂出版〔近世史〕 江戸を知る上で貴重な資料「江戸名所図会」より当時の社会生活をうかがえる 124図を取り上げ、人物や世態・風俗など、江戸市民の生活模様を解説する。978―4―490―20167―3
くずし字解読辞典(机上版) 児玉幸多編(1993) A5判 400頁 3,675円東京堂出版〔古文書〕 くずした字の形からもとの漢字がわかる。日本史・国文学・書道を学ぶ人にとって、古文書解読に必携のロングセラー。収録字数1300字。本書はその机上版。978―4―490―10332―8
ユダヤを知る事典 滝川義人著(1994) 四六判 296頁 2,625円東京堂出版〔世界史〕 ユダヤ民族2000年の流浪と迫害の歴史、ユダヤ教とユダヤ人、現代のイスラエルとユダヤ世界など、中東問題を知るために必要な知識を平易に解説した。978―4―490―10363―2
お江戸の経済事情 小沢詠美子著(2002) B6判 258頁 2,310円東京堂出版〔近世史〕 米穀流通のしくみ、商品の江戸への入荷量、町入用の動向、職人賃金の実態など、実例をあげながら、江戸の町の台所事情を解説したユニークな社会経済史。978―4―490―20467―4
日本童謡事典 上 笙一郎編(2005) A5判 478頁 5,040円東京堂出版〔国文学〕 〈人生の心の故郷〉とも言える唱歌や童謡、わらべ唄の数々と作詞家・作曲家や関連事項を収録し、<日本の子どもの歌>を網羅的に解説した本邦初の事典。978―4―490―10673―2
総力戦と台湾 近藤正己著(1996) A5判 692頁 14,175円刀水書房〔近代史〕 日本植民地下の同化政策と親日・抗日運動、先住民と中国本土からの移住民、国民党と共産党など、重層する根深い対立を解明。本邦初の実証的台湾史研究。978―4―88708―192―5
ドイツ三十年戦争 C.V.ウェッジウッド著/瀬原義生訳(2003) A5判 618頁 10,500円刀水書房〔西洋史〕 17世紀、新旧両教徒の対立から始まったヨーロッパ国際戦争の実態を、当時の政治・社会全体の複雑な流れの中で躍動的に描出した、本邦初の本格的通史。978―4―88708―317―2
ガラスの考古学 谷一 尚著(1999) A5判 210頁 3,885円同成社〔考古学〕 ガラスの起源から説き起こし、世界に広まっていったガラスを考古学的に追究し、分かり易く分類・解説。更に日本の古墳や正倉院のガラスの由来にも迫る。978―4―88621―178―1
世界軍事史 小沢郁郎著(1986) A5判 466頁 7,350円同成社〔世界史〕 先史時代から近代にいたる世界歴史のなかから、軍事史をつうじて戦争の本質を探り、人類の歴史を構築しようとする壮大な試みの書。978―4―88621―039―5
新羅の神々と古代日本 出羽弘明著(2004) 四六判 226頁 1,995円同成社〔古代史〕 今もあまた存在する新羅神社はスサノオノミコトを祀る。新羅は古代朝鮮の三国の一つであり、そこには渡来系の人々の痕跡が…。978―4―88621―291―7
前方後円墳と社会 都出比呂志著(2005) A5判 800頁 18,900円塙書房〔考古学〕 古代国家形成における諸段階の定義や、都市と集落に関する考察、前方後円墳の起源や構造の解明を通じて、古代国家の形成過程を明らかにする。978―4―8273―1197―6
続・古代の技術 小林行雄著(1964) B6判 444頁 4,200円塙書房〔考古学〕 日本の古代の技術を各分野に分け、その起源・技法発達の過程を、豊富な遺品・文献両面の関係資料を多彩豊富に収録・引用しながら究明する。978―4―8273―3044―1
能楽論研究<オンデマンド版> 小西甚一著(1961) B6判 324頁 3,570円塙書房〔文化史〕 中世の能楽論を代表する世阿弥と禅竹の思想を俯瞰し、両者の全ての論の根底に「初心忘るべからず」という一句が流れていることを明らかにする。978―4―8273―3510―1
律令政治の諸様相<オンデマンド版> 野村忠夫著(1985) B6判 301頁 3,360円塙書房〔古代史〕 律令国家権力と広汎な班田農民との関係を通して律令政治権力の機構とメカニズムを研究し、八世紀初頭〜半ばまでの政治史に新たな一視点を作り上げる。978―4―8273―3564―4
律令国家と農民<オンデマンド版> 鬼頭清明著(1979) B6判 250頁 2,835円塙書房〔古代史〕 古代国家による農民支配を「国家的奴隷制」という範疇でとらえるべきことを主張し、それを具体的な実例をあげて解説する。978―4―8273―3583―5
元禄の社会<オンデマンド版> 脇田 修著(1980) B6判 332頁 3,570円塙書房〔近世史〕 元禄社会をどのように評価するか、社会経済史的視野から元禄の基本的骨格を明らかにしつつ、社会相の特徴、農村・都市の事情等を具体的に解明。978―4―8273―3588―0
家の神<オンデマンド版> 近藤喜博著(1981) B6判 283頁 3,150円塙書房〔民俗学〕 保食神、豊岡姫、稲荷、専女神、シルシの杉、果ては知恩院の甚五郎の忘れ傘まで、家を守ると信仰された神々と民衆との関係を分かりやすく解説。978―4―8273―3589―7
描かれた日本の中世 下坂 守著(2003) A5判 504頁 10,080円法藏館〔中世史〕 日本歴史の解明に補助史料として取り扱われることの多かった絵画・絵図。その歴史史料としての価値を認め、新たな日本中世史像を構築する。978―4―8318―7478―8
日本史の中の女性と仏教 光華女子大学・光華女子短期大学・真宗文化研究所編(1999) 四六判 232頁 2,730円法藏館〔文化史〕 仏教は女性を差別し続けてきたのか。女性の立場から日本仏教の歴史的実像を、古代中世の尼と尼寺、女性の出家と家族関係などの問題に焦点をあて解明。978―4―8318―7525―9
アマテラスの変貌 佐藤弘夫著(2000) 四六判 242頁 2,520円法藏館〔文化史〕 異国の仏が姿を変え神として日本に現れたのではない! 童子、男神、女神と変貌するアマテラスを手がかりに従来の神仏習合、本地垂迹などの見方に迫る。978―4―8318―7129―9
近代日本の日蓮主義運動 大谷栄一著(2001) A5判 448頁 6,825円法藏館〔近代史〕 日本近代史の流れを決定づけた「日連主義運動」とは何か。政教一致をかかげ、石原莞爾、宮沢賢治が心酔した巨大な運動の全貌を資料を博捜し画期的研究。978―4―8318―5626―5
現代語訳 南海寄帰内法伝 義浄撰 宮林昭彦・加藤栄司訳(2004) A5判 526頁 9,450円法藏館〔東洋史〕 唐代の僧・義浄が著した、留学先インド・ナーランダー寺での衣食住にわたる戒律の実態を伝える第一級史料『南海寄帰内法伝』をはじめて全訳。必読の書。978―4―83187―353―8
墨書土器の研究 平川 南(2000) A5判 536頁 12,600円吉川弘文館〔考古学〕 各地から大量に出土する墨書土器。古代の文字の始まりをはじめ、膨大な出土例を通して古代社会の実相を追究し、文字と言葉の関連等に言及。978―4―642―02354―2
藤氏家伝 鎌足・貞慧・武智麻呂伝注釈と研究 沖森卓也・佐藤 信・矢嶋 泉著(1999) A5判 528頁 13,650円吉川弘文館〔古代史〕
伝説の将軍 藤原秀郷 野口 実著(2002) 四六判 200頁 2,415円吉川弘文館〔古代史〕 「俵藤太のむかで退治」で有名な藤原秀郷。将門の乱を中心に秀郷の足跡を辿り、秀郷流藤原氏や武芸故実から、説話の背景を探る。978―4―642―07779―8
保元の乱・平治の乱 河内祥輔著(2002) 四六判 236頁 2,625円吉川弘文館〔中世史〕 世を震撼させた保元・平治の2つの事件には、不可解な疑問が残されている。乱の経過と複雑に絡み合う人間模様を活写し、真相に迫る。978―4―642―07787―3
中世武家の作法(日本歴史叢書) 二木謙一著(1999) 四六判 286頁 2,940円吉川弘文館〔中世史〕 弓馬や軍陣のしきたり、立居振舞い、手紙の書式など室町期の武家の作法を通し、中世武士の姿や日常生活、人生儀礼を生き生きと甦らせる。978―4―642―06657―0
近世書籍文化論  史料論的アプロ−チ 藤實久美子著(2006) A5判 346頁 9,975円吉川弘文館〔文化史〕 17世紀中頃の京都の書肆出雲寺家の活動から、「知」がどのように伝播し、蓄積されていったのかを解明。近世社会における書籍文化の展開を考える。978―4―642―034409―9
維新政権(日本歴史叢書) 松尾正人著(1995) 四六判 328頁 3,045円吉川弘文館〔近代史〕 王政復古のクーデターに象徴される明治維新。明治国家形成の原点となった「維新政権」を、歴史事実をもとに丹念に検討し解明する。978―4―642―06650―1
近代日本と国語ナショナリズム 長 志珠絵 著(1998) A5判 286頁 6,615円吉川弘文館〔近代史〕 「国語」とは近代形成期に創られた歴史的構築物である。国語国字論争など政治文化的運動・論争から、「国語」ナショナリズム形成の過程を解明する。978―4―642―03681―8
帝国の視線 博覧会と異文化表象 松田京子著(2003) A5判 240頁 6,300円吉川弘文館〔近代史〕 文化と政治が絡み合った国民国家形成期、「異文化」展示が果たした役割とは。帝国意識とナショナル・アイデンティティの問題を考察する話題の書。978―4―642―03757―0
満洲国「民族協和」の実像 塚瀬 進著(1998) 四六判 264頁 2,415円吉川弘文館〔近代史〕 日本のために存在した満洲国。国家消滅から50年を経て、地域の特徴や統治の実態・矛盾を暴き、新たな問いを投げかける。978―4―642―07752―1
日本武尊(人物叢書) 上田正昭著(1960) 四六判 240頁 1,890円吉川弘文館〔伝記〕 熊襲・蝦夷の征討に西奔東走する悲劇の皇子―武勇と恋愛織りなす古代英雄のロマンを鮮かに解明した名著。978―4―642―05024―1
鑑 真(人物叢書) 安藤更正著(1967) 四六判 272頁 1,995円吉川弘文館〔伝記〕 五度の渡海失敗にめげず失明の身で来朝、奈良仏教と日本文化の発展に大きな影響を与えた偉大なる唐名僧の伝記。鑑真研究の第一人者による決定版。978―4―642―05144―6
吉備真備(人物叢書) 宮田俊彦著(1961) 四六判 288頁 2,100円吉川弘文館〔伝記〕 入唐19年、広範な新知識を得て帰朝、儒学・天文・兵学などの学芸に通じ、一度は失脚するも累進して右大臣に昇る。異数な生涯を時代とともに描く。978―4―642―05129―3
坂上田村麻呂(人物叢書) 高橋 崇著(1959) 四六判 256頁 1,995円吉川弘文館〔伝記〕 渡来系氏族の子孫ながら、征夷大将軍・大納言まで異例の昇進をとげた、征夷の英雄。伝説につつまれた、その生涯を坂上氏の歴史とあわせ克明に描く。978―4―642―05045―6
千葉常胤(人物叢書) 福田豊彦著(1973) 四六判 272頁 1,995円吉川弘文館〔伝記〕 関東の名族、東国御家人の筆頭―千葉常胤の活動を通して、豪族としての成長・発展と頼朝政権との結びつきを追究し、鎌倉幕府の基盤を解明する。978―4―642―05063―0
慈 円(人物叢書) 多賀宗隼著(1959) 四六判 256頁 1,995円吉川弘文館〔伝記〕 平氏から源氏、北条氏へとめまぐるしい転変を続ける平安〜鎌倉初頭の動乱期に、四たび天台座主となり仏教界、思想界に君臨し、優れた和歌と史論を残した大思想家の伝。978―4―642―05153―8
明 恵(人物叢書) 田中久夫著(1961) 四六判 288頁 2,100円吉川弘文館〔伝記〕 栂尾高山寺の開山。戒律を重んじ行法に励み徳望一世に聞ゆ。鎌倉初頭華厳名僧の高潔な生涯をし、正確な史実に基づきまとめた力作。978―4―642―05126―2
叡尊・忍性(人物叢書) 和島芳男著(1959) 四六判 240頁 1,890円吉川弘文館〔伝記〕 西大寺の叡尊、極楽寺の忍性。鎌倉旧仏教に属する宗教家としての二高僧の活躍と、かれらをめぐる民衆の切実な求道生活を、鮮かに再現する。978―4―642―05106―4
菊池氏三代(人物叢書) 杉本尚雄著(1966) 四六判 336頁 2,205円吉川弘文館〔伝記〕 肥後の名族菊池氏−その同族結合と南北朝期の活動を、武時・武重・武光の三代を中心に新しい角度から精彩に描く。978―4―642―05112―5
伊達政宗(人物叢書) 小林清治著(1959) 四六判 256頁 1,995円吉川弘文館〔伝記〕 秀吉・家康の政権下、独眼よく奥羽を制覇、仙台に居城を建設し屈指の大藩の基礎を築く。使臣のローマ派遣等多彩な生涯を描く。978―4―642―05013―5
石田梅岩(人物叢書) 柴田 実著(1962) 四六判 176頁 1,575円吉川弘文館〔伝記〕 町人の哲学として生まれた“心学”。その開祖石田梅岩の生涯と根本思想について、最も信憑性の高い史料を駆使しながら、平易・簡潔に述べた詳伝。978―4―642―05136―1
上杉鷹山(人物叢書) 横山昭男著(1968) 四六判 368頁 2,310円吉川弘文館〔伝記〕 財政改革・産業開発・倹約奨励・文教刷新等、藩政改革にすぐれた業績あげた米沢藩主上杉鷹山.この典型的名君の人と生涯に新たな照明をあてた斬新な伝記。978―4―642―05098―2
島津斉彬(人物叢書) 芳 即正著(1993) 四六判 272頁 1,975円吉川弘文館〔伝記〕 洋学知識と外国情報により開明的な施政を行った幕末の薩摩藩主島津斉彬。国政では一橋派を支持し幕政改革を企図、藩政では殖産興業・富国強兵の道を進んだ名君の伝。978―4―642―05197―2
和 宮(人物叢書) 武部敏夫著(1965) 四六判 272頁 1,975円吉川弘文館〔伝記〕 公武合体の犠牲となって家茂に嫁し、幕府滅亡の際苦悶を極む。皇女たるの節義を二つながらに固く守って苦悶懊悩する悲劇の生涯、幕末史彩る数奇な皇女の運命描く。978―4―642―05071―5
勝 海舟(人物叢書) 石井 孝著(1974) 四六判 304頁 2,100円吉川弘文館〔伝記〕 機略縦横、幕・藩の障壁を撤した改革勢力の全国的連合にその全精力をもやした海舟の生涯と幕末・維新期における諸々の政治コースのなかで海舟の演じた役割を探る。978―4―642―05062―3
豊田佐吉(人物叢書) 楫西光速著(1962) 四六判 256頁 1,995円吉川弘文館〔伝記〕 大工の子に生れ織機の改良に専念、世界的鉄製自動織機を完成。日本織物業における豊田織機の果した役割と豊田コンツェルンの由来も詳述。978―4―642―05090―6
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