◆◆◆ 法蔵館のこれから出る本 ◆◆◆
【9月下旬出来予定】
●『 五来重著作集 第11巻 葬と供養(上) 』【民俗/専門向き】
赤田光男担当 A5 予470頁 予価8,925円 978-4-8318-3417-1
文献・遺物・伝承の学際的方法論で、日本の葬制・墓制である庶民葬墓 大系を解明した類例のない意欲作。本巻は葬法論、葬具論を収録。 ●『 五来重著作集 第12巻 葬と供養(下)』【民俗/専門向き】 赤田光男担当 A5 予470頁 予価8,925円 978-4-8318-3418-8 わが国の葬送と墓制(葬墓制)の研究を通して、日本人の宗教の根源、 日本文化の本質を明らかにし、そして究極的には「日本人とは何か」 を問い続けた著者晩年の渾身の力作。
●『 大系真宗史料 伝記編4 真宗浄瑠璃 』【真宗/専門向き】
沙加戸弘担当 A5 予400頁 予価10,500円 978-4-8318-5054-6
近世人形浄瑠璃に大きな影響を与えた、真宗関係浄瑠璃15点を掲載。 「しんらんき」「よこぞねの平太郎」「恵心僧都因果経沙汰附地獄讃談」 「他力本願記」「華和讃親羅源氏」ほか。
●『 大系真宗史料 伝記編8 妙好人伝 』【真宗/専門向き】
菊藤明道・児玉識担当 A5 予480頁 予価10,500円 978-4-8318-5058-4 仰誓編『親聞妙好人伝』、同『妙好人伝』、克譲編『新続妙好人伝』、 僧純編『妙好人伝』、象王編『続妙好人伝』を収録。江戸期の本願寺 教団の動向や当時の社会・思想状況を知る上で貴重な史料集。 ●『 改訂増補 備中吉備津神社文書 中世篇 』【歴史/専門向き】
藤井学◆山崎浩之編 A5 予224頁 予価12,600円 978-4-8318-7578-5 岡山の備中一宮吉備津神社に伝わる中世文書を集成した史料集。 全面的に改訂を施し、初公開史料「備中国板倉村検地帳」を新た に収録するなど、改訂増補版として復刊。書下ろし解題付き。
●『 日中浄土教論争 小栗栖香頂『念佛圓通』と楊仁山 』 【仏教/専門向き】
中村 薫著 A5 予304頁 予価8,400円 978-4-8318-7430-6
中国浄土教と日本の浄土教・浄土真宗の間には、埋めがたい溝がある。 それを明らかにした、明治初期に繰り広げられた日中の僧侶による論争 の全容を紹介・論述。
●『 中国仏教思想研究 』【仏教/専門向き】
木村宣彰著 A5 予512頁 予価9,975円 978-4-8318-7435-1
インド伝来の仏教は、いかにして中国固有の文化と融合し独自の中国 仏教を形成したのか。釈道安や鳩摩羅什の仏典漢訳を機に、南北朝仏 教から隋唐新仏教生成に至る思想的展開を解明する。
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