●『 親鸞における助動詞「しむ」の研究 』 【文学・仏教/専門向き】
寺井教亮著 A5 146頁 3,675円 978-4-8318-7665-2
親鸞の著述中の用字・用語の特徴のうち、ことに特殊な使われ方をしている 助動詞「しむ」を取り上げ、国語学の立場から分析し、その信仰の様相を うかがおうとする力作論考。
【目次】 序章 親鸞と助動詞“しむ” 第一章 “しむ”の意味と性格、上代における用法 第二章 中古における“しむ” 第三章 親鸞在世中の“しむ”の一般的用法 第四章 親鸞の和讃における“しむ” 第五章 親鸞の和文における“しむ”の用法について ほか
【著者】 1924年富山県生まれ。 1943年浄土真宗本願寺派の中央仏教学院専修科卒業。 1943年埴生国民学校へ助教論として勤務。 1962年日本大学文理学部国文学科(通信)卒業。 1964年石動高等学校へ赴任後、1986年まで富山県立高等学校で国語教諭。 2005年7月7日往生。
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