●『 苦悩とけて絶対の信へ ― 西田哲学を契機として 』 【宗教/専門向き】 海邉忠治著 四六判 110頁 1,260円 978-4-8318-1056-4
絶対の仏と相対の私とは、離れようにも離れられない裏表の関係であり、 必然不離の関係である。絶対の信を求め続けた著者が最後に到達した 究極の宗教体験を語る。
【目次】 ・断続の信とり常住、絶対の信へ ・後期西田哲学についての宗教的考察 ・究極の宗教 ・久松真一の哲学・宗教と西田哲学について ・あとがき ・初出一覧
【著者】 1917年2月兵庫県生まれ。1941年龍谷大学文学部卒業。1947年京都帝国 大学文学部哲学科卒業、同大学院(旧制)にて3ヶ年研究、龍谷大学講師。 1958年相愛大学教授兼同短期大学教授。1986年甲子園短期大学学長。 現在、相愛大学名誉経教授。
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