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1月19日読売新聞/朝刊「文化欄」で紹介されました。

1月19日読売新聞/朝刊「文化欄」で紹介されました。
『鉄道忌避伝説の謎(歴史文化ライブラリー)』青木栄一著定価1,785円(税込)/吉川弘文館
『中世武士の城(歴史文化ライブラリー)』斎藤慎一著/1,785円(税込)/吉川弘文館

『鉄道忌避伝説』の方は著者の青木栄一先生の寄稿です。

「鉄道嫌いの明治人」虚構/青木栄一(東京学芸大学名誉教授)
「明治の人びとは鉄道が通ると宿場がさびれる、蒸気機関車の煙で桑が枯れる、などといって鉄道の通過に反対したり、駅をわざと町から遠ざけたりした」このような話は「鉄道忌避伝説」と呼ばれる。「伝説」と呼んだのは、信頼できる文書史料がなく、ただ古老の昔話として伝えられるからである。当時の人々の鉄道に対する無知や誤解によるものと信じられ、とくに宿場町による鉄道忌避は、現代の学校教育の中でも教えられて、平均的な日本人の常識とすらなっている。ところが昭和40年代以降、歴史学や地理学、経済史のなかで、鉄道の歴史地理研究が進むと、このような鉄道忌避伝説は虚構であることが次第に明らかにされた。…地域の指導者たちはすでに鉄道による利益をよく認識していて、積極的に鉄道の導入を図ったのである。…このことは最近の拙著『鉄道忌避伝説の謎』(吉川弘文館)の中でも多くの例を挙げて述べた。…全国各地に広がっている鉄道忌避伝説については、当時の鉄道建設技術の視点に立って、再考してみる必要があろう。
*本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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「頼朝 父祖の聖地 選ぶ 天然の要害説に異論」
源頼朝が幕府を開く場所として鎌倉を選んだ理由は、三方山に囲まれ、正面は海という天然の要害だったというのが定説だ。これに対し、江戸東京博物館の斎藤慎一学芸員は近著『中世武士の城』(吉川弘文館)の中で、異論を展開。当時の武家の思想に基づいた非軍事的で宗教的な「本拠」の設定だったとの新説を発表した。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊国屋書店)
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2007年01月19日(金) No.16

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