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2007年6月17日の新聞書評

2007年6月17日の新聞書評
[朝日新聞/読書欄]
『陸羯南(人物叢書)』有山輝雄著/定価2,205円(税込)/吉川弘文館
政論を書く新聞経営者とは/陸羯南は明治中期の日本新聞社の社長兼主筆であり、気骨あるジャーナリストとして知られている。…本書は、陸が政局から独立した政論を書く主筆であったことと、一つの新聞の経営者であったことが、どんな風にその内側で結びついていたのかを追求している点でユニークなのである。…権力からも大衆からも一定の自立性を持ったジャーナリズムを目指した陸羯南の理想は、今日でも未解決の課題として残っていると言えよう。/赤澤史朗(立命館大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『黄金と生命−時間と錬金の人類史』鶴岡真弓著/定価2,940円(税込)/講談社
「万物の王」探求 一気にたどる知的腕力/巽 孝之(慶応大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『放屁という覚醒』O・呂陵著/定価1,545円(税込)/世織書房
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[読売新聞/読書欄]
『南米キリスト教美術とコロニアリズム』岡田裕成・齋藤晃著/定価6,930円(税込)/名古屋大学出版会
世界に類のない労作/林 道郎(上智大学教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『明治の職業往来-名作に描かれた明治人の生活』池田功・上田博編/定価2,415円(税込)/世界思想社
職の倫理はいつ消えた/磯田道史(茨城大学准教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[毎日新聞/読書欄]
『二十世紀』海野 弘著/定価3,465円(税込)/文芸春秋社
ジャーナリストの目で見る100年/山崎正和(劇作家)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『ティムール帝国支配層の研究』川口琢司著/定価7,560円(税込)/北海道大学出版会
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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[日経新聞/読書欄]
『国民道徳とジェンダー』関口すみ子著/定価2,575円(税込)/東京大学出版会
思想の誕生、変質克明に記述/政府の教育再生会議が「徳育」の強化を打ち出すなど、道徳をめぐる議論が活発だ。そこに何がしかの不安を感じるのは、教育勅語を頂点を頂点にした戦前の道徳教育を想起するからだろう。本書は『御一新とジェンダー』でサントリー学芸賞を受けた気鋭の学者による、明治から戦前までの国民道徳の思想史だ。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『江戸の躾と子育て』中江克己著/定価740円(税込)/祥伝社新書
実用的、細やかで現代に通じる/氏家幹人(歴史学者)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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『路地裏の社会史』木村和世著/定価3,150円(税込)/昭和堂
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[東京=中日新聞/読書欄]
『黄金と生命−時間と錬金の人類史』鶴岡真弓著/定価2,940円(税込)/講談社
至高の金属が持つ力を詳述/松枝 到(和光大学教授)
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『ハングルの歴史』朴 永濬他著/定価3,990円(税込)/白水社
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[茨城新聞/読書欄]
『若者の労働と生活世界』本田由紀著/定価2,520円(税込)/大月書店
働く意欲奪う社会システム/「若者の現実」について、若い研究者13人が実地調査した論文集が本書である。…本書の問題提起がリレーのように引き継がれ、現実変革のきっかけとなることを期待する。/大橋由香子(ノンフィクションライター)
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『兵士になった女性たち』ルドルフ・M.デッカー他著/定価2,730円(税込)/法政大学出版局
貧困が生んだ性の詐称分析/大塚明子(文教大学准教授)
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/ (協力:紀伊國屋書店)
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[しんぶん赤旗/読書欄]
『都城−古代日本のシンボリズム』吉村武彦・山路直充著/定価5,040円(税込)/青木書店
飛鳥から平安京の首都の最新研究/本書を通読して感じるのは、飛鳥・大津・難波など、いずれの地域においても条坊制を前提としない「京」を藤原京以前に想定するこtが一般化したことである。これは条里地割の成立年代が、比較的新しく考えられるようになったこととも無関係ではない。考古学の発掘の進展とともに、評者もかつて強調したように条坊制成立の意味が厳密に考えられるようになったからである。…本書は都城研究の必読書である。/仁藤敦史(国立歴史民俗博物館・総合研究大学院准教授)
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[しんぶん赤旗/日曜版/本立]
『満州事変から日中全面戦争へ(戦争の日本史22)』伊香俊哉著/定価2,625円(税込)/吉川弘文館
本書の特長は戦争違法化という思想が第一次世界大戦と国際連盟設立を機に国際法のなかに形成されていく過程を下敷きに、旧日本軍がいかにこれに逆らって中国侵略を拡大したかを描いていることです。「満洲事変は連盟成立後最大の軍事紛争」でした。
* 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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2007年06月17日(日) No.46

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