2007年7月29日の新聞書評 [朝日新聞/読書欄] 『ビッグイシュー 突破する人々』稗田和博著/定価1,575円(税込)/大月書店 一見フリーペパーのような小雑誌。このちょっとおしゃれな感じの(しかし内容的には硬派な)小雑誌は、大阪や東京の街中でホームレスの販売員たちによって販売されている。定価は200円。売れれば110円が販売員の収入となる。ホームレスの自立支援を理念として創刊された『ビッグイシュー日本版』である。本書はこの雑誌の立ち上げの事情や、販売のシステム、理念的背景、販売員や読者の『ビッグイシュー』との関わり方などを書きとめたドキュメンタリー。…そのプロジェクトから私たちが受け取るべき示唆は大きい。/北田暁大(東京大准教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[読売新聞/読書欄] 『祇園祭と戦国京都』有田将芳著/定価2,940円(税込)/角川学芸出版 想像を絶する中世の祭り/磯田道史(茨城大学准教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『族の系譜学 ユース・サブカルチャーの戦後史』難波功士著/定価2,730円(税込)/青弓社 文化の商品化に抗して/佐藤卓己(京都大学准教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『戦争を読む』加藤陽子著/定価2,310円(税込)/勁草書房 ここ18年間に著者が書きためた書評集/川出良枝(京都大学准教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[日経新聞/読書欄] 『満州事変から日中戦争へ』加藤陽子著/定価819円(税込)/岩波新書 対中政策の形成、多角的に検討/井村哲郎(新潟大学教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『新聞 資本と経営の昭和史』今西光男著/定価1,470円(税込)/朝日新聞社 朝日新聞の戦前、「内側」から分析/佐藤卓己(京都大学准教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 【あとがきのあと】インタビュー 『マヤ文明を掘る』中村誠一著/定価1,218円(税込)/日本放送出版協会 リアルタイムで作られる歴史/考古学者の著者は、日本人では珍しいマヤ文明の研究家の一人だ。 * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[産経新聞/読書欄] 『明治五年・六年 大鳥圭介の英・米産業視察日記』福本 龍著/定価2,415円(税込)/国書刊行会 近代化に身を捧げた旧幕臣/樫山幸夫(編集局) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[東京=中日新聞/読書欄] 『建築の遺伝子』鈴木博之著/定価1,995円(税込)/王国社 近代化の中で守られた<和>/初田 享(工学院大学教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『乾隆帝』中野美代子著/定価840円(税込)/文春新書 * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[茨城新聞/読書欄] 『謎とき徳川慶喜』河合重子著/定価2,310円(税込)/草思社 思考と評価は、市や広く柔軟/家近良樹(大阪経済大学教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[しんぶん赤旗/読書欄] 『偽史としての民俗学−柳田國男と異端の思想』大塚英志著/定価1,890円(税込)/角川書店 政策科学としての語らざる側面/小国喜弘(首都大学東京准教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『古代日本と朝鮮の都城』中尾芳治・佐藤興治・小笠原好彦編著/定価8,400円(税込)/ミネルヴァ書房 都城遺跡の最新研究の成果を網羅/舘野和己(奈良女子大文学部教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/ (協力:紀伊國屋書店) [Click]
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