2007年8月26日の新聞書評 [朝日新聞/読書欄] 『現代世界とイギリス帝国』木畑洋一編著/定価3,990円(税込)/ミネルヴァ書房 本国と支配地域の現代政治史を描く/赤澤史朗(立命館大学教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『路地裏の社会史』木村和世著/定価3,150円(税込)/昭和堂 生涯をささげ「社会悪」報じた労農記者/橋爪紳也(大阪市立大学教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[読売新聞/読書欄] 『【画文集】シベリア抑留1450日』山下静夫著/定価2.940円(税込)/東京堂出版 恨みや怒りでなく/四年間にわたるシベリア抑留を生き延びた著者は。帰国後25年を経て、その体験を絵にした。…本書にはそのうち352点が、詳細な記録文(手記)とともに収録されている。…恨みや怒り、告発のためではなく、人間の生きる姿を記録するために、これらの絵は描かれた。ページをめくるたびに、そのことがひしひしと感じられて、胸が熱くなった。/梯 久美子(ノンフィクション作家) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『田沼意次』藤田 覚著/定価2,940円(税込)/ミネルヴァ書房 今に続く陳情政治の闇/磯田道史(茨城大学准教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[毎日新聞/読書欄] 『謎とき徳川慶喜』河合重子著/定価2,310円(税込)/草思社 孤独な「最後の将軍」が直面した試練/渡辺 保(演劇評論家) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン』正・続 写真撮影・ディミトリー・ボリア/定価4,935円(税込)/アーカイブス出版 * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『真説レコンキスタ』芝 修身著/定価3,990円(税込)/書肆心水 * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『日中戦争』小林英夫著/定価756円(税込)/講談社選現代新書 * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[日経新聞/読書欄] 【フロントライン】 『日本女性史大辞典』金子幸子他編/定価26,500円(税込)/吉川弘文館/11月刊行予定 女性史通観する事典/政治・経済・社会など多様な視点から女性史を通観する。…各分野の最高の研究成果を盛り込み、3100以上の項目を書き下ろした。男性中心だった従来の歴史観を見直す機運も高まってきており、女性と社会を考えるうえで有用な一巻となりそうだ。文化や宗教、教育、性など硬軟取り混ぜた構成。ジェンダー論をはじめ新たな視点も取り入れた。女性の人名辞典としても利用でき、卑弥呼から美空ひばりまでキーパーソンとなる女性の業績も紹介する。婚姻、家族、…婦人運動など論点が多岐にわたる項目は時代別・分野別に解説。文学作品やテレビドラマなども取り上げ、女性をめぐる言説を事細かに検証する。 * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:吉川弘文館) [Click] 『江戸の転勤族』高橋章則著/定価2,730円(税込)/平凡社 普通の人の暮らしを多角的に/石川英輔(作家) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『魅惑する帝国』田野大輔著/定価5,880円(税込)/名古屋大学出版会 政治の美学化を分析/三宅晶子(千葉大学教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[東京=中日新聞/読書欄] 『パール判事』中島岳志著/定価1,890円(税込)/白水社 「日本無罪論にあらず」を論理化/長崎暢子(龍谷大学教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:白水社) [Click] 『神々と肉食の古代史』平林章仁著/定価2,940円(税込)/吉川弘文館 農耕文化が長く続いたため、日本人は肉食を忌避するという通念があるが、実は古代人は信仰とのかかわりの中で肉を好んで食していた。本書は記紀神話の記述や考古学の成果、祭祀儀礼やいけにえの民俗などから、古代人の肉食の実像に迫った歴史書。 *本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『肖像写真』多木浩二著/定価6,090円(税込)/岩波新書 * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[茨城新聞/読書欄] 『パール判事』中島岳志著/定価1,890円(税込)/白水社 「東京裁判」に異を唱えた男/粟屋憲太郎(立教大学教授)
[しんぶん赤旗/読書欄] 『大江戸調査網』栗原智久著/定価1,575円(税込)/講談社選書メチエ 現代書と江戸随筆で迫る事物・事象/寺島孝一(江戸遺跡研究会世話人) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:ビーケーワン) [Click]
[しんぶん赤旗/日曜版] 【本立て】 『アジア・太平洋戦争(戦争日本史23)』吉田 裕・森 茂樹著定価/2,575円(税込)/吉川弘文館 日本の戦争がどのようなもので、いかに無謀だったかをデータと証言で示しています。 * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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