2007年9月2日の新聞書評 [朝日新聞/読書欄] 『女王陛下の影法師』君塚直隆著/定価3,045円(税込)/筑摩書房 身近で支える秘書官の実像/奈良岡聰智(京都大学准教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。(協力:紀伊國屋書店 [Click] 『せめて一時間だけでも』ペーター・シュナイダー著/定価1,890円(税込)/慶應義塾大学出版会 ユダヤ人潜伏の記録/赤澤史朗(立命館大学教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[読売新聞/読書欄] 『検証 本能寺の変』谷口克広著/定価1.890円(税込)/吉川弘文館 光秀は信長の忠実な弟子/本能寺の変をめぐる謎は近年深まるばかり。学会・在野を問わず、戦国史研究者の新説が次々に登場して、まさに百家争鳴である。本書は、このような本能寺の変をめぐる膨大な諸説を整理。親切に、この事件を伝える代表的史料を一つずつ解説し、その信頼度にもふれている。本能寺の変が謎めくのは「なぜ光秀は信長を襲ったのか」をめぐり、光秀が信長に怨恨を抱いていたとする怨恨説。光秀をそそのかした黒幕がいたとする黒幕説が囁かれるからである。ところが、著者は怨恨説にも黒幕説にも否定的。著者の自説は、本書で直接読んでいただきたい。/磯田道史(茨城大学准教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『魅惑する帝国』田野大輔著/定価5,880円(税込)/名古屋大学出版会 歴史社会学の新鋭の果敢な挑戦/川出良枝(東京大学教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[毎日新聞/読書欄] 『ナガサキ昭和20年夏』ジョージ・ウエラー他著/定価2,940円(税込)/毎日新聞社 記憶の公共性を考えさせる史料/張 競(明治大学教授・比較文化) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
『大本襲撃』早瀬圭一著/定価1,680円(税込)/毎日新聞社 仕組まれた弾圧、克明に復原/湯川 豊(東海大学教授・文芸) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[日経新聞/読書欄] 【あとがきのあと】 『ゴードン・スミスの見た明治の日本』伊井春樹著/定価1,680円(税込)/角川学芸出版 源氏学者が読む日本の観察者/著者インタビュー * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click] 『1491』チャールズ・C・マン著/定価3,360円(税込)/NHK出版 世界史の空白埋める米大陸史/金子 務(大阪府立大学名誉教授) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[東京=中日新聞/読書欄] 『怪力乱神』加藤 徹著/定価1,890円(税込)/中央公論新社 古代の怪異・高等な空想力/瀬川千秋(翻訳家) * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
[茨城新聞/読書欄] 『読みにくい名前はなぜ増えたか』佐藤 稔著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館 * 本書の詳細は下記をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店) [Click]
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