[朝日新聞/読書欄]
『子どもの貧困』浅井春夫・松本伊智朗・湯澤直美編/定価2,415円(税込)/明石書店 スタートからの格差を克服するには/この本の読者は、貧困という現実を生きることを、自己責任からではなく余儀なくされた子どもたちの存在を、目の当たりにし、彼らを産み続ける社会構造に対して怒りを共有するだろう/耳塚寛明(御茶ノ水女子大学教授) * 本書の詳細をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
『欧米人の見た開国期日本』石川栄吉著 /定価2,625円(税込)/風響社 こう見えていた140年前の日本人/石上英一(東京大学教授) * 本書の詳細をご覧ください。/(協力:ジュンク堂書店)
『稲作渡来民』池橋 宏著/定価1,785円(税込)/講談社選書メチエ だれが、どのように稲作を伝えたのか/柄谷行人(評論家) * 本書の詳細をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[読売新聞/読書欄]
『江戸の捨て子たち(歴史文化ライブラリー)』沢山美果子著/定価1,785円(税込)/吉川弘文館 養育費もらい養子遺棄/ほんの百年ほどさかのぼれば、捨て子はありふれていた。…薄暗い闇に隠れた古文書の山から、著者は捨て子の姿を丹念に拾いあげようとする。…それにしても、拾われて性質善良にして従順な労働者になり、「嬉しく思ってつとめております」とつづる少女フクの手紙は涙をさそう。彼女の気強いけなげさは我々を励ましてくれるかのようである。/本村凌二(西洋史家) * 本書の詳細をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
『葬儀の植民地社会史』胎中千鶴著 /定価4,200円(税込)/風響社 死生観まで様変わり/米本昌平(科学史家) * 本書の詳細をご覧ください。/(協力:風響社)
『縄文の思考』小林達雄著 /定価735円(税込)/ちくま新書 縄文研究の第一人者が縄文哲学を熱く説く。 * 本書の詳細をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[毎日新聞/読書欄] 『新しい世界のかたち』キャリル・フィリップス著/ 定価3,360円(税込)/明石書店 * 本書の詳細をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
『アトランティック・ヒストリー』バーナード・ベイリン著/定価2,940円(税込)/名古屋大学出版会 「多文化社会」をふまえた批評と世界史/富山太佳夫(青山学院大学教授・英文学) * 本書の詳細をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
『メンデル―遺伝の秘密を探して』エドワード・イーデルソン著/定価1,890円(税込)/大月書店 誠実な科学者の生涯と再発見/科学に興味を持つ一般読者には、好個の読み物だ/海部宣男(放送大学教授・天文学) * 本書の詳細をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
[しんぶん赤旗/読書欄]
『子どもの貧困』浅井春夫・松本伊智朗・湯澤直美編/定価2,415円(税込)/明石書店 危機感から社会問題化の出発点に/青木 紀(北海道大学教授) *本書の詳細をご覧ください。/(協力:紀伊國屋書店)
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